【親子で楽しむ!】野菜嫌いも克服できる魔法の物語と簡単レシピ

野菜嫌いを克服
【親子で楽しむ!】野菜嫌いも克服できる魔法の物語と簡単レシピ

野菜が苦手なお子さまに「どうして食べてくれないの…?」と悩んでいませんか?
毎日工夫して料理をしても、思うように食べてもらえないとがっかりしてしまいますよね。

でも大丈夫。
野菜嫌いは「ガマンして食べさせる」だけではなく、 親子で楽しみながら克服できる方法 があります。

一緒に野菜を知ったり、料理をすることで、子どもは自然と「やってみたい!」「食べてみようかな!」という気持ちに変わっていきます。

さあ、今日から親子で始めてみませんか?
きっとお子さまが自分から野菜に手を伸ばす姿に出会えるはずです!

目次

【保護者向けページ】

1.なぜ子どもは野菜を食べないの?
【野菜嫌いの理由5つ】

2.子どもの野菜嫌いを克服する!
【親子で取り組む5つのステップ】

3.親子で楽しく作る、簡単トマトレシピ
【トマトのお日様グラタン】

4.まとめ

【親子で楽しむ絵本・ものがたり】

1.親子で一緒に読もう!
「野菜発掘ものがたり」トマトの巻

2.トマトの自己紹介

3.クイズ 次回のお野菜は?

 

なぜ子どもは野菜を食べないの?【野菜嫌いの理由5つ】

「子どもの野菜嫌い」や「野菜を食べない理由」で悩む親御さんは多いですよね。
野菜が苦手になる理由を知ることで、親子での工夫やアプローチ方法も変わってきます。

1.見た目:色の濃い野菜にまだ慣れていない

赤や緑、黄色など色の濃い色の野菜は、子どもにとって初めて見る食べ物。
知らないものには慎重になるので、まずは食卓に並べて「見慣れる」ことから始めましょう。

2.香り:匂いで安全かを確認している

子どもは本能的に「安全かどうか」を匂いで確かめます。
強い香りにびっくりして食べられなくなることもありますが、親子で匂いを嗅いだり触れたりする体験を積むことで、自然と慣れていきます。

3.食感:皮や種などは苦手な食感になりやすい

種や皮が多い野菜、ねっとりや繊維の多い野菜は、子どもにとって食べにくいことがあります。
逆にカリカリ・パリパリの食感は人気があります。工夫次第で食べやすくすることが可能です。

4.味:酸味や苦みは敏感に感じやすい

酸味や苦みは、子どもにとって大人より敏感に感じる味。
「苦手だから食べない」ことも自然な反応です。焦らず少しずつ試していきましょう。

5.食べ物の体験:叱られたり無理に食べさせられると苦手意識に

叱られたり無理に食べさせられた経験は、野菜に対する苦手意識と結びついてしまうことがあります。
逆に、親子で一緒に触ったり作ったりする楽しい体験は、野菜を「美味しい・楽しい」と感じるきっかけになります。

もしお子さんが「食べられない理由」を自分から話してくれたら、まずはその気持ちを「そうなんだね」と受け止めてあげましょう。
気持ちを理解してもらえた安心感があると、子どもはこれからも素直に気持ちを伝えやすくなります。
そのうえで、「食べてほしいな」という親の思いをやさしく伝え、一緒に少しずつ次のステップを進めていきましょう。

 

子どもの野菜嫌い克服を克服する!【親子で取り組む5つのステップ】

子どもが野菜を食べられるようになるまでには、小さなステップがあります。
「どのステップにいるのかな?」を知るだけで、次にできることがぐんと見えやすくなります。

あせらなくても大丈夫!
ひとつひとつのステップを親子で楽しみながら進んでいきましょう。

【ステップ1】子どもが野菜を食べないのは「知らない」から始まる

子どもはまだ知らない野菜に出会うと、ちょっと慎重になるものです。
「食べない=嫌い」ではなく、「知らないから食べていない」ということも多いのです。

✅ ポイント

  • 食卓に並べるだけでも一歩前進
  • 名前や色を教えて興味を持たせる

【ステップ2】野菜を知る:食卓で「見て知る」ことから始める

まずは野菜を目にすることから。
実際に食べなくても、見る・触る・話すだけで子どもの中で「知る体験」になります。

  • 食卓に並べる
  • 名前や特徴を教える
  • 「見慣れる」ことで不安が減る

【ステップ3】興味を持つ:子どもが野菜に関心を持つきっかけを作る

家族が楽しそうに食べてる姿を見るだけでも、子どもは「食べてみたい!」という気持ちになります。
また、物語や絵本を使うと、野菜に自然と興味を持つきっかけになります。

✨ おすすめ

  • 親子で一緒に読む『野菜発掘ものがたり』
  • 楽しいお話を通じて野菜を身近に

【ステップ4】触れる:親子で野菜に触れて「楽しい体験」を

触ったり匂いをかいだり、買い物で一緒にカゴに入れるだけでも、子どもは楽しさを感じます。
親子で料理をするとさらに距離が縮まります。

✅ ポイント

  • 買い物、皮をむく、切るなど簡単な作業を手伝ってもらう
  • 香りや食感を一緒に体験する
  • 簡単レシピで一緒に作る

【ステップ5】食べる:ひとくちから始める

「ひとくち食べてみる」「味見してみる」だけでも大きなステップアップです。
親が「美味しい!」と喜んで食べる姿を見せることも、子どもにとっては嬉しい体験になります。

  • 食べなくても焦らない
  • 「食べたね!」を一緒に喜ぶ
  • 楽しい体験が次のステップにつながる

親子で体験を重ねることで、野菜は「楽しい・美味しいもの」として子どもに伝わります。
焦らず、楽しみながら一歩ずつステップを進めて、野菜嫌いを克服しましょう。

親子で楽しく作る、簡単トマトレシピ【トマトのお日様グラタン】

子どもが苦手な皮と種をのぞいて食べやすくしてみました!

皮が平気ならそのままでも大丈夫!

またオーブンで焼くことで酸っぱさや青臭さもバイバイ!

アレンジで好きなハムやツナ、マヨネーズなんかをのせてアレンジもしやすいですよ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

材料(2人分)

〇トマト(大玉)1個

〇塩、コショウ 少々(お好みでマヨネーズ)

〇チーズ(ピザ用やとろけるチーズがおすすめ) お好みの量

作り方

1トマトの皮むきをする。(湯むき)

皮むきの準備:トマトのヘタを包丁の刃先でくりぬき、お尻に十字に切り込みを入れる
※包丁を使うときはお子さんのそばから離れないようにしましょう。

トマトを水で濡らして水滴がついたままラップをせずに、電子レンジで600w1分程度加熱します。

切り込みの皮がめくれたり、切り口が少し開いたらきたら、お水に入れてしっかりと冷まします。

切り口から手で皮をむきます。お子さんに皮をむいてもらいましょう。

ポイント お子さんが作業してる間はお子さんに任せてあげてください。

その間にオーブンの予熱を入れたり、次の準備をしておきましょう。

つぶれても大丈夫!

上にチーズをかけてオーブンで焼くのでつぶれても気になりません。

うまくできることよりも、お子さんの楽しみと達成感を大切にしてあげてください。

 

2トマトを切って種を出す。

トマトを横半分に切ってスプーンなどで種を出します。

種を出して大きいようなら厚さを半分にして2~4枚の輪切りにします。

 

3オーブンで焼く

トマトの輪切りを耐熱容器に並べて、

上にお好みの量のチーズをのせてオーブンで焼きます。

オーブンは200℃で10分(トースターでもOK!)

チーズがぐつぐつとしてきて、こんがり焼き色がついたら出来上がり!!

 

~アレンジ~
チーズの他にハムやツナ、ゆで卵、コーン。味付けにマヨネーズ、ケチャップをかけたり、

パンの上にのせて焼くと。ピザトーストにもなりますよ!

またトマトの代わりにレンジしたじゃがいもやナス、たまねぎを輪切りにしたものでも美味しく

できます。

【まとめ】

1.理由を知って受け止める
野菜を食べられない理由を知ることで具体的に対応しやすくなります。そして子どもが「食べられない理由」を話したら、まずは「そうなんだね」と受け止めましょう。安心して気持ちを伝えられる環境を作ることが、野菜に対する前向きな姿勢につながります。

2.ステップを踏む
焦らず少しずつ段階を進めることが大切です。
「見る」「触る」「味見する」といった小さなステップを重ねることで、野菜嫌いは自然に克服できます。

3. 体験を楽しむ
触ったり、見たり、味わったりして、親子で野菜に親しむ体験を楽しみましょう。
実際に触れることで、子どもは「食べる前から知る体験」ができ、苦手意識を和らげます。

4.楽しむことを最優先に
結果よりも、親子で一緒に楽しむ時間を大切にしましょう。
「食べられた・食べられなかった」にこだわらず、体験自体を楽しむことが、子どもが野菜に親しむ秘訣です。

【親子向けページ】

親子で一緒に読もう!「野菜発掘ものがたり」(トマトの巻)

 

くすん くすん・・・

 

どうして だれもぼくと

なかよく してくれないんだろう。

トマトは おおきななみだを

ポロポロ こぼしてないてました。

 

なみだが つきのひかりに

あたると くらやみのそらが

きんいろに キラキラひかりました。

「まぶしい・・・」

 すると ひかりのほうから こえがしました。

 「どうしたんだい?」

 「だれ?!」

「わたしは つきだよ。

 きみのおおきな なきごえがきこえたんだ。

 わたしに はなしてみないか?」

トマトは なみだをこすりながら いいました。

 「ようちえんで だれもぼくと

 おべんとうを たべてくれないんだ・・・」

つきは やさしくききました。

 「どうして いっしょに たべてくれないんだい?」

 「ぼくのかおが まっかだから。

  おこってることは 

 いっしょにいたくないって・・・

 わ~ん!!」

つきはききました。

 「ほんとうにおこっているの?」

 「 おこってないよ 

  ぼく まえは

  みどりいろ だったの。

 そのとき みんなから

  びょうきだって いわれたの。

 やっと あかくなったら

 こんどは おこってるって・・・

 どうしたらいいの~!!」

「まっかなかおになって よかったことはない?」

つきは とまとにいいました。 

トマトはびっくりしました。

 「よかったこと・・・?」

「うん、おもいだしてみて」

 トマトは ふとおもいだしました。

 

「このまえ いちばでまいごになったとき

  おかあさんが すぐにみつけてくれた!

  ぼくが まっかなかおだったからだ!」

「そうだ! それがいいことだよ」

  つきは にこにこしました。

 

「ひとつ みつけられたら

  もっと まっかなかおの 

 いいところを みつけられるよ。」

「ほんとうかな~」

「じぶんのめで たしかめてごらん?」

 つきはウインクしていいました。

「どうやって?」

とまとは つきにききました

 

「こまっているひとに 

 きみが はなしをきいて

  そのひとの いいところを

 みつけて おしえてあげるんだ。

  きっと おともだちに なれるよ」

トマトは ともだちが 

できるときいて

めを キラキラ させました。

 「さがしてみるよ!

  ぼくとおなじように こまっているひとの

  いいところを みつけてあげる!」

 「いってらっしゃい!

 どんなに とおくても

 ぼくはきみを いつでも みまもっているよ」

そういって つきのこえは

だんだん ちいさいこえとなって

きえて しまいました。

「うん、ぼく がんばってみる・・・」

トマトは ちいさいけど 

しっかりとした こえでいいました。

つづく・・・

 

お野菜の紹介

トマト   

ぼくは、南アメリカのアンデスっていう高い山の上で生まれたトマトだよ。
山の高さは、2000~3000メートルくらいあるんだ。

ここは、昼と夜の気温がぜんぜんちがうんだ。
昼はぽかぽかであたたかいけど、夜はちょっとさむくなるよ。

ぼくは、ナスやジャガイモの親せきなんだって。
でも、ぼくはちょっと特別。
生まれたときはみどり色だったんだけど、いまはまっかな顔なんだ!

🍅美味しいトマトの見つけ方🍅

こんなぼくは、美味しいしるし!
お店で見つけてね!!

  • まっかな色で、おしりに☆のマークがあるトマトは、味がこくておいしさがぎゅっとつまってるんだ!
  • 見た目より、手に持ったときにずっしりおもいトマトをえらんでね!

【すごいところ!😉】

〇ぼくはいろんなものに変身できるんだ。

 ケチャップ、トマトソース、トマトジュース・・・。

お店でぼくの変身した商品をみつけてね!

 

〇ぼくには体にいいものがいっぱい入ってるんだ

ベータカロテン:目やお肌を元気にしてくれるよ

リコピン:体を強くして、病気になりにくくしてくれるんだ

【こまったところ😥】

  • 青臭いところ
  • 皮のかたいところ
  • 種があるゼリーみたいなところ
  • ちょっとすっぱいところ

みんながぼくの苦手と思ってるところを美味しく変身させたグラタンを作ったよ。

おうちの人と一緒に作ってね!

「トマトのお日さまグラタン」

 

クイズ:次回のおともだち(おやさい)はだ~れだ?

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